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子どものむし歯予防処置

2022年2月16日 (水)

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子どもの歯はむし歯になりやすく進行も早いので、積極的なむし歯予防処置が効果的です。

 

🌸フッ素塗布

フッ素は歯をかたくして、むし歯を予防することができます。

特にはえてまもない頃の歯には有効的ですが、フッ素を塗ったからといって効果は永久的ではありません。定期的に歯科医院で塗布をして、ご家庭でもフッ素入り歯磨き剤をお勧めします。

 

🍁シーラント

奥歯の溝の部分は非常に食べ物がたまりやすく、歯ブラシが届きにくいため歯がはえてもすぐにむし歯になってしまいます。そこで、むし歯になる前に溝の部分に歯を削らずにレジン(プラスチック)という素材を、うめこむ処置(シーラント)を行いむし歯になりにくくします。

 

🌲キシリトール

キシリトールは世界中の国々で、予防効果と安全性が認められています。普通の砂糖などは、虫歯菌によって分解され、「酸」を作ります。

この「酸」が歯を溶かしてむし歯を作ります。一方、キシリトールは虫歯菌に分解されないので、虫歯菌の元の「酸」は作られません。キシリトールを取ることで口の中の虫歯菌が減り、結果として虫歯予防につながります。

製品に含まれるキシリトールが多いほど予防効果が高くなります。含まれる割合が50%未満では効果はなく、他の糖分が入っていれば効果は半減してしまう事も覚えておきましょう。

お菓子類を選ぶときにはよく確かめて下さい。

 

🌂仕上げ磨き

子どもがひとりで上手に歯を磨けるようになるまでは、保護者の方の仕上げ磨きが必要です。歯と歯のすき間、歯の裏、奥歯の磨きにくい所などは、丁寧に磨いてあげて下さい。

毎日の仕上げ磨きがお子さんの歯を守ります。

 


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