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家庭と歯科医院で行うフッ素によるむし歯予防

2022年4月25日 (月)

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むし歯予防にはいろいろな方法がありますが、中でもフッ素の応用は、歯質を強化し歯を守る再石灰化の作用を促す予防方法としてその効果が期待されています。

 

💜フッ素洗口法

低濃度のフッ素溶液をお口に含みブクブクうがいをする方法です。これまでの調査では、予防効果がはっきり表れています。洗口液に含まれているフッ素の量は、紅茶やウーロン茶1~2杯に含まれている天然のフッ素量と変わらず、研究データからは安全という結果がでています。乳歯がそろう幼児期から永久歯が生えそろう中学期まで、継続してフッ素洗口をすれば、予防効果は成人になるまで続きます。

 

💙フッ素の歯面塗布

フッ素溶液を直接歯に塗ります。使うフッ素の量が多いので歯科医院で専門家が行います。6歳児以下のむし歯多発症の患者さんには、保険診療で行うことが出来る治療です。

乳歯が生え始めたら、その都度その都度何度も繰り返し塗って予防効果を高めます。フッ素洗口と一緒に行えば予防効果は一層高まります。

 

💛フッ素入りの歯磨き剤の使用

毎日のブラッシングに使うことで、フッ素と歯との出会いを多くできます。少量のフッ素も回を重ねれば大きな効果につながります。世界的にも最も普及したむし歯予防の一つがこのフッ素入り歯磨き剤の使用です。他の方法と一緒に使っても、使用量や頻度を守って使う限り、体に害はありません。

 

💚フッ素入りジェル

ブラッシング後のフッ素入りジェルを歯の表面に塗ります。むし歯になりやすい条件がそろっている人・唾液の量が少ない人の場合は、フッ素入りジェルを追加して、フッ素の効果を確実に高めます。

 

 


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